ピボットでクロス集計をリスト化

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Excelのクロス集計表を正規化されたリスト型のデータに変換したいことは度々ありますね。Power Automate Desktopで自動化します。

説明

Excelのクロス集計表を正規化されたリスト型のデータに変換したいことは度々ありますね。例えば以下のようなクロス集計表です。商品が集計行に1000行、店舗名と店舗番号が集計列に24列表示されています。数値は基準在庫数をイメージしています。

 

この表を分解すると以下のようなリストになります。商品コード、店舗コード、基準在庫数のデータが24000行になります。この処理を「ピボットテーブルウィザード」を使って行います。

シンプルにコピー&ペースト等を使って実現するフローについては以下の商品で実現しています。
>>クロス集計表をリストに変換

動画で確認

注意:他の方法もあります
クロス集計をリストに変換する方法はPower Queryを利用するとスピーディに作業できますが、当フローの方法はPower Queryを使わずに自動化できる方法です。

フローの解説

※)当フローは以下のフローが設定されていることが動作条件になっています。
>>Excel列番号を列文字列に変換

検証環境

  • Power Automate for desktop バージョン:V2.42~
  • 検証OS:Windows11 Pro
  • Excel:Microsoft365(バージョン2412)64ビット

ダウンロードに含まれるファイル

  • Main.txt
  • 基準在庫表.xlsx

使用方法

※)当フローは以下のフローが設定されていることが動作条件になっています。
>>Excel列番号を列文字列に変換

  1. 圧縮ファイルの解凍
    ダウンロードされた圧縮ファイルを任意の場所に解凍してください。
  2. Excelファイルを配置する
    フォルダーに含まれる「基準在庫表.xlsx」を「ドキュメントフォルダー¥PAD¥Data」フォルダーにコピーしてください。
  3. フローの復元
    1. Power Automate Desktopで任意のフローを作成
    2. Main.txt の内容をコピーし、メインフローに貼り付ける
    3. 11ステップ目の[Desktopフローを実行]アクションを開き、フロー[Excel列番号を列文字列に変換]を選択。[列番号]に「%FirstFreeColumn – 1%」と入力する。生成された変数は「txtColumn」とし、[保存]する
    4. フローを保存
  4. フローの実行

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