RPAは便利そうってことはわかるけど、導入したら、どんなメリットがあるの?
こういった疑問に答えます。
この記事ではRPAを導入するメリットを次の3つに分類して解説します。
- 人員不足に対応できる
- 企業成長の原動力となる
- 属人化問題を解決する
それではどうぞ!
RPA導入のメリット
1.人員不足に対応できる
現在すでに問題となっている人員不足は、今後ますます企業を悩ます問題となってくる事が明白です。
その中、RPAが人員不足の解決策の1つになる可能性は高いです。
反復的な作業を行う人員を減らせる
RPAは次のような定型業務の自動化が得意です。
- 手順が決まっていて、変更が少ない業務
- 人の判断が入らずに進められる業務
- 同じ操作を大量に繰り返す業務
上記のような、定型作業をRPAによって自動化しましょう。
少ない人員でも、多くの仕事が行えるようになります。
ミスが減らせる
RPAはミスをすることが非常に少ないので、
- ミスした作業のリカバリー
- ミスした作業をもう一度行う
といった作業が削減できます。
時間を生み出す(可処分時間の獲得)
RPAにより、自由に使える時間が生み出されます。
この時間を「可処分時間」と呼びます。
可処分時間を使って、コンピューターにはできないクリエイティブなアイディアを生かした仕事が生まれやすくなります。
個人の生産性の向上につながり、人員不足を解決できます。
2.企業成長の原動力となる
RPAは時間を生み出すことにより、「人員不足を解決する」というメリットがあることがわかっていただけた、と思います。
それだけではなく、時間を生み出すということは、「そのぶんアクションが早くなる」ということでもあります。
例えば、月曜日に発注書を作成して、火曜日に発注する業務があるとします。
月曜日の出勤時には発注書が作成できていたらどうでしょう?
月曜日の午前中には発注できるので、納品も約1日、早くなりますよね。在庫も1日分削減できるかもしれません。
このようにRPAを使いこなすことは、企業を成長させることに直結するのです。
3.属人化を防ぐ
業務は長く行っていくうちに属人化してしまいます。
- 複雑な要件を取り入れた帳票作成
- 複数のシステム同士をつなぐ作業
- 煩雑な手順が必要なシステム操作
上記のような作業が属人化している例は、よく目にすると思います。
RPAで自動化することで、属人化している仕事から担当者を引き離すことができます。
貴重な人材の流動化が図れるので、経営にプラスの影響をもたらします。属人化業務を行っていた担当者も、新たな仕事を行うことにより成長するでしょう。