AI時代の考え方|メタ思考で行こう

これからは、いやもうすでにAIの時代だ。AIがモノゴトを考え、教え、判定する。これは間違いない。

しかし、ご存じのようにAIはウソでも本当のようにしゃべるクセがある。これを防ぐには誰かが訂正してあげないといけないが、それが「誰か」によって「訂正」になるのか「もっとウソ」になるのか別れる。その人、もしくはその団体にとっての事実で訂正されるわけだから、どこまで行っても「事実」はない。

突き詰めると、AIとは関係なく、この世界に「事実はない」という事実に気が付くだろう。

この前提のもとに、どう考えていけばいいか?

僕はモノゴトは「メタ的に捉えるといい」と考えている。「メタ的」の使い方が合っているのかどうかわからないが、モノゴトそのもののが事実かどうかを考えるのではなく、もっと抽象度の高い領域でぼんやりと捉える感じだ。

ある程度確認可能な抽象的な事象を通して、対象を見る。

よく言われるわかりやすい話で言うと、「あなたに儲かる話は絶対に来ない」というのがある。

儲かる方法があれば、絶対に人には言わず自分で実行する。あなたに言うということは、儲からないから。人に言って人を集めることで儲かるから言う。こっそり打ち明けるようにささやくわけだ。

これは「儲かるなら人には言わない」という当たり前のことが分かっていれば、その方法が事実かどうかを検証する必要はない。100パーセントウソだから。

いくらでも応用は効く。


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