Power Automate Desktop|データテーブルの作成方法

Power Automate Desktop

データテーブルを作成するにはどうしたらいいの?

に答えます。

2つの方法があるので、それぞれ解説します。

それではどうぞ

この記事を書いた人
この記事を書いた人
こさい
こさい

(株)完全自動化研究所代表のこさいです。

1) エンジニア歴25年超。開発から業務改善まで幅広く経験してきました
2) 複数の企業においてRPAのコンサルティングを行っています
3) RPA関連の書籍を5冊出版しています

  1. オープンソースで作る!RPAシステム開発入門
  2. 実務者のための失敗しないRPAシナリオ設計入門
  3. UiPath業務自動化最強レシピ
  4. WinActor業務自動化最強レシピ
  5. Power Automate for desktop業務自動化最強レシピ

データテーブルの作成方法

[変数の設定]アクションを使う方法

値の入ったデータテーブルを作成するには、[変数の設定]アクションを使います。

[変数の設定]アクションの[値]に

%{[1, ‘田中’, 18],[2,’徳井’,46]}%

と入力してください。

フローを実行すると、以下のデータテーブルが作成されます。

#Column1Column2Column3
01田中18
12徳井46
作成されたデータテーブル

%[1, ‘田中’, 18]%

と入力するとリストが作成できるので、データテーブルの1行が1つのリストである、というイメージですね。

リストを作成する方法については、以下の記事で解説してます。

>>Power Automate Desktop|リストの作成方法

項目名を設定するには

項目名が「Column1|2|3」となっているので、任意の項目名を設定したいですね。

項目名を設定するには、以下のように入力してください。

%{^[‘No’, ‘名前’, ‘年齢’],[1, ‘田中’, 18],[2,’徳井’,46]}%

と入力してください。

「^」を付けた行は項目名となります。

#No名前年齢
01田中18
12徳井46
作成されたデータテーブル

[変数の設定]アクションを使う方法は、以上です。

[新しいデータテーブルを作成する]アクションを使う方法

もう1つ、データテーブルを作成する方法を解説します。

[新しいデータテーブルを作成する]アクションを使うことで、データテーブルを作成することができます。

[新しいデータテーブルを作成する]アクションは、[変数>データテーブル]アクショングループの中にあります。

フローに追加すると、下図のダイアログが表示されるので、[編集]をクリックしてください。

[新しいデータテーブルを作成する]アクション

[データテーブルを編集する]画面が表示されるので、列名や値を直接編集してください。Excelを編集する要領ですので、難しくはありません。

[データテーブルを編集する]画面

データテーブルを編集し終わったら、[保存]をクリックして保存してください。[新しいデータテーブルを作成する]アクションの[保存]もクリックして、フローを実行すると、データテーブルが作成されます。

#No名前年齢
01田中18
12徳井46
作成されたデータテーブル