DAFチームとその役割【業務の完全自動化を支えるDAF理論】

・DAFチームとは何かは分かったけど、なんで必要なの?
・どうやって構成していけばいいの?

という疑問に答えていきます。

DAF理論では、DAF構築のための要件定義・設計・開発・運用をチームで行うことを勧めています。

DAFチームについてまだ理解できていない方は次の記事をお読みください。

それではどうぞ!

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こさい
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(株)完全自動化研究所代表のこさいです。

1) エンジニア歴25年超。RPA支援8年超
2) RPA関連の書籍を6冊出版。
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DAFチームとその役割【チームの成長パターンも図解します】

DAFチーム結成を勧める理由

こさい
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DAFチームを作る理由を2つ説明します

運用管理を集中するため

DAFは自動化チームが集中して開発・運用管理することで、高いサービスレベルを維持でき、自動化の効果を得やすくなります。

中小企業の場合、管理する自動化の案件数が多くならないため、なおのこと集中管理が向いています。

運用責を負う

完全自動化した業務の運用責任を誰が負うのか」が必ず問題となります。

開発・運用管理している人が責任を負うのが自然な流れです。

完全自動化を進めるほど運用管理と責任が増えていくため、チームが必要になります。

DAFチームと役割

こさい
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DAFチームの役割を解説します

完全自動化チームの中には4つの役割を持った人員が必要です。初期メンバーは複数の役割を兼任することになります。

  1. メンバー
  2. DAF設計者
  3. DAF開発者
  4. 運用者

詳しくは次の記事をお読みください。

DAFチームの成長パターン

こさい
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いきなりチームが完成するわけではありません

次の成長パターンを参考にして、チーム作りを行ってください。

第1形態

始めは社内で完全自動化に対する認識はなく、説明しても効果への信頼はありません。少人数(またはあなた1人)でまず1つの案件を完了させ、その効果を見せることに集中します(図1)。

図1:チームの第1形態

第2形態

完全自動化で実績を出し、メンバーが増えてきた状態です。図2 のように、メンバーに実務者からのヒアリングや要件定義をしてもらい、あなたは設計やインフラの整備などの裏方にまわります。実開発は開発者に任せます。

チームの第2形態

図2:チームの第2形態

第3形態

あなたは自動化チームを自律的に動かす教育を行う立場になります。もしくは、自動化推進チームを率いる部署長になっているかもしれません( 図3)。

チームの第3形態

図3:チームの第3形態

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DAF理論について全体像を把握するには次の記事をお読みください。