[データテーブル]アクショングループ内のアクション一覧を眺める【Power Automate for desktop】

2024年6月(バージョン2.45)のアップデートにより、[データテーブル]アクショングループ内のアクションが大幅に追加されたので、全体を把握しておきましょう!

[データテーブル]アクショングループは[変数]グループ内にある。一覧を書き出してみよう。

  1. 新しいデータテーブルを作成する
  2. 行をデータテーブルに挿入する
  3. データテーブルから行を削除する
  4. データテーブル項目を更新する
  5. データテーブル内で検索または置換する
  6. 列をデータテーブルに挿入する
  7. データテーブルから列を削除する
  8. データテーブルから空の行を削除する
  9. データテーブルから重複行を削除する
  10. データテーブルを消去
  11. データテーブルを並べ替える
  12. フィルターデータテーブル
  13. データテーブルをマージする
  14. データテーブルを結合する
  15. CSVテキスト変数から読み取る
  16. データテーブルをテキストに変換する

実に16個もアクションがあります。数年前のPower Automate for desktopはデータテーブルに関するアクションは数個だったので、大きな進歩ですね!

データテーブルが扱えるのと扱えないのでは、データ変換の効率が全く違いますからね。UiPathからPower Automate for desktopに置き換えるときも、データテーブル周りの貧弱さがボトルネックになっていたと思うので、これは朗報ですよね。

さて、アクションを眺めていきましょう。

行や列の追加(挿入)、削除は直感的に理解できますね。[データテーブル内で検索または置換する]アクションも以前からありました。となると、やっぱり、データベースのような機能である[データテーブルを並べ替える][フィルターデータテーブル][データテーブルをマージする][データテーブルを結合する]といったアクションが気になります。

「マージ」と「結合」はどう違うのか?とか、文言の使い方も理解しておかないといけませんね。

さて、全体が把握できたところで、どうやってこれを使っていくのかを理解していく必要があります。それについては、記事を分けて書いていこうと思います。[データテーブルを結合する]アクションあたりから試してみようと考えています。

追記:
さっそく、「[データテーブルを結合する]アクションを使ってみる」を書きました!こちらの記事も併せてお読みください!