SikuliXを使いCSVファイルからデータを読み込む方法を解説します。
CSVファイルを読み込んで、値をアプリケーションに連続入力する、といった場面で使用します。
それでは、どうぞ!
SikuliXでCSVファイルからデータを読み込む方法
ライブラリ[csv]をインポートします。
import csv
ファイルを読み込みます。
ヘッダーがある場合は読み飛ばして、データ部分だけを読み取ります。
ヘッダーが無い場合は「header = ・・・」の行をコメントアウトしてください。
csvfile = "フォルダ\\XXXXXX.csv"
f = open(csvfile,'rb')
reader = csv.reader(f)
header = next(reader)
CSVファイルから読み込んだ件数分ループしながら、列数分ループします。
全てのデータをprint文でメッセージウィンドウに出力する処理です。
for row in reader:
count = 1
for data in row:
print "data:" + data
count += 1
すべてのスクリプトは以下のようになります。
import csv
csvfile = "フォルダ\\XXXXXX.csv"
f = open(csvfile,'rb')
reader = csv.reader(f)
header = next(reader)
for row in reader:
count = 1
for data in row:
print "data:" + data
count += 1
実例
次のようなCSVファイルを読み込んだとします。
No | Name | age |
1 | tanaka | 23 |
2 | kato | 24 |
3 | kimura | 55 |
4 | ishijima | 83 |
test.csv
SikuliXを実行すると以下のように出力されます。
data:1
data:tanaka
data:23
data:2
data:kato
data:24
data:3
data:kimura
data:55
data:4
data:ishijima
data:83