Power Automate Desktop|Excelデータを貼り付ける方法

Power Automate for desktopを使い、Excelワークシート内でセルをコピーして、別のセルに貼り付ける処理を自動化する方法を解説します。いっしょにフローを作成してください。

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こさい
こさい

(株)完全自動化研究所代表のこさいです。

1) エンジニア歴25年超。RPA開発および支援8年超
2) RPA関連の書籍を5冊出版。現在はGPT×PADの書籍を執筆中!
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Excelデータを貼り付ける方法

こさい
こさい

複数のアクションを組み合わせるので、実際にフローを作成しながら理解しましょう!

ガンバリマス!

めーたん
めーたん

準備しよう

ドキュメントフォルダーに「PAD」というフォルダーを作成し、さらに「Data」というフォルダーを作成してください。「ドキュメントフォルダー\PAD\Data」というフォルダー構成となります。その中に「店舗マスタ.xlsx」を保存してください。「店舗マスタ.xlsx」は以下のボタンから入手できます。

“店舗マスタ.xlsx” をダウンロード 店舗マスタ.xlsx – 334 回のダウンロード – 10.29 KB

「ドキュメントフォルダー\PAD\Data\店舗マスタ.xlsx」というように配置されていることを確認してください。

できたよ!

めーたん
めーたん
こさい
こさい

これで準備はOK!

フローを作成しよう

STEP1 [Excelの起動]アクションを追加する

アクションペインの[Excel]アクショングループをクリックし、[Excelの起動]アクションをワークスペースに追加してください

STEP2 [Excelの起動]を設定する

[Excelの起動]ダイアログが表示されます。[Excelの起動]の下矢印をクリックして、ドロップダウンリストの中の[次のドキュメントを開く]をクリックしてください

STEP3 [ドキュメントパス]を設定する

[ドキュメントパス]の[ファイルの選択]をクリックしてください。[ファイルの選択]ダイアログが表示されるので、[店舗マスタ.xlsx]を選択してください。[開く]をクリックしてください

STEP4 [Excelの起動]アクションを保存する

[ドキュメントパス]が指定されます。パスのユーザー名部分はログインユーザーによって異なります。[保存]をクリックしてください。

OneDriveのドキュメントがデフォルト設定されている場合は、このパスはこの例と少し異なります。

STEP5 [Excelワークシートからセルをコピー]アクションを追加する

[Excel]アクショングループの[詳細]をクリックし、[Excelワークシートからセルをコピー]アクションを[Excelの起動]アクションの後に追加してください

STEP6 [Excelワークシートからセルをコピー]アクションを設定する

[Excelワークシートからセルをコピー]ダイアログが表示されます。[コピーモード]の下矢印をクリックして、ドロップダウンリストの中の[セル範囲の値]をクリックしてください

[先頭列]に「A」と入力し、[先頭行]に「1」と入力してください。[最終列]に「C」と入力し、[最終行]に「6」と入力してください。入力が終わったら[保存]をクリックしてください

STEP7 [Excelワークシートにセルを貼り付け]アクションを追加する

[Excelワークシートにセルを貼り付け]アクションを[Excelワークシートからセルをコピー]アクションの後に追加してください。

STEP8 [Excelワークシートにセルを貼り付け]アクションを設定する

[Excelワークシートにセルを貼り付け]ダイアログが表示されます。[貼り付けモード]は[指定したセル]のままにして、[列]に「E」と入力し、[行]に「1」と入力してください。入力が終わったら[保存]をクリックしてください

こさい
こさい

これでフローは完成だよ。

こういう感じで、できたよ!

めーたん
めーたん
こさい
こさい

いいね!では実行しよう!

フローを実行しよう

フローを実行してください。[店舗マスタ.xlsx]が表示され、左側の表が右側にコピー&貼り付けされます。下図のようになれば成功です!

めーたん
めーたん

こうなった!簡単だね!

OK![店舗マスタ.xlsx]は保存せずに、とじちゃってね

こさい
こさい

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