Power Automate Desktop|Excelに新しいシートを追加する方法

Excelドキュメントに新しいワークシートを追加する方法を解説します。

[新しいワークシートを追加]アクションを使ったフローの例も紹介しています。

それではどうぞ!

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こさい
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(株)完全自動化研究所代表のこさいです。

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Excelドキュメントに新しいワークシートを追加方法

Excelドキュメントに新しいワークシートを追加するには[新しいワークシートを追加]アクションを使用します。[新しいワークシートを追加]アクションは、[Excel]アクショングループに格納されています。

[Excelインスタンス]のドロップダウンリストで、操作するExcelインスタンスを選択してください。

このアクションを使うには、[Excelの起動]アクションを使って、Excelのインスタンスを起動している必要があります。また、Excelのインスタンスが1つだけの場合は、[Excelインスタンス]のドロップダウンリストには最初からExcelインスタンス型変数が入力されています。

[新しいワークシート名]には新しいワークシートの名前を入力します。[名前を付けてワークシートを追加]のドロップダウンリストでは既存のワークシートの最初に追加するか、最後にワークシートを追加するかを選択します。

[新しいワークシートを追加]アクションを使ったフローの例

サンプルデータの中に含まれる[売上明細1.xlsx]を起動して、[新しいワークシート]という名前のワークシートを追加するフローです。

最初に[特殊なフォルダーを取得]アクションを使って、ドキュメントフォルダーのパスを取得しています。[特殊なフォルダーを取得]アクションで取得した変数[SpecialFolderPath]を使って、ドキュメントフォルダー内の[売上明細1.xlsx]を起動しています。

起動した[売上明細1.xlsx]に対して、「新しいワークシート」という名前のワークシートを追加しています。

このフローを実行すると、下図のように[売上明細1.xlsx]が起動して、「新しいワークシート」という名前のワークシートが追加されます。

[新しいワークシートを追加]ダイアログ内の[名前を付けてワークシートを追加]のドロップダウンリストで[最初のワークシート]を指定しているので、既存のワークシートより前に追加されています。

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